いろいろな通貨ペアに投資しておくことは、リスクマネジメントにつながる?

sswqw53 ポートフォリオという言葉はご存知でしょうか。辞書でひくと色々な意味を持つ言葉ですが、投資においてポートフォリオといった場合には、「資産を分散して投資する」ことを言います。

なぜそんなことをするのかといえば、投資先が値崩れを起こした時に、資産をできるだけ守るためです。極端な話、全ての資金を1つの会社の株に当てていたとして、その会社が倒産してしまったとしたらどうでしょう。資金は0円になってしまいますよね。

ということで、ポートフォリオというのは、狭くは株式投資という枠の中で、業種や規模の違う会社の株を分散して買っておくという意味、広くは自分の資産を運用する上で、不動産、株、美術品、貴金属など投資先を分けておくという意味にも使われています。

では、FXにおいてもこの『分散して投資する』方法は有効でしょうか?

■ビギナーが考えるべきことではない

FXで『分散して投資する』ということは、さまざまな通貨ペアのポジションを保持しておく、ということになります。それだけきくと、例えば1つの通貨が急落しても、他の通貨のおかげで助かる! と考えてしまいそうですが……。

ここでみなさんが恐らく知っている知識をよく思い出して見て下さい。それは、
私達の持っている「日本円」が屈指の安全通貨だということです。

つまり、分散してリスクを防ぐということにのっとっていえば、「通貨ペア」と「日本円で持っておく」の2つにまず分けておくことが、最低限であり最高のリスクマネジメントといえるのです。

■そもそも株式とはわけが違う

トレードのスタイルにもよりますが、基本的に株式投資は、FXほど短期に売買を繰り返して利益を得るものではありません。また、通貨と違い、国単位の特徴の他、業種、地域性、規模など属性が多いものであるともいえます。ですから、分散して投資しておくことは必須であるとともに、各属性ごとの状況を追うことで、複数の投資先の管理がある意味しやすいともいえるのです。

ところがFXの場合は、特にメジャー通貨の場合、同じようなできごとに一斉に影響を受けます。

細かい動きはもちろん通貨ペアごとに違いますが、メジャー通貨のペアをいくつも管理するより先に、リスクオン、リスクオフといったメジャー通貨とマイナー通貨の売買をプロトレーダー達がどのような潮流にのって行っているかということを学び、まずはポジションの数よりも、それを良いタイミングで動かすことが大事。

同時に自分の資金管理をする上で、スワップ金利用の投資枠を作るなど、安全圏から出ない範囲で『分散』を考えてみることをおすすめします。